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日南で働く人々

2025.7.02

木材加工の現場を支える工場長にインタビュー。大切にしているのは従業員の安全と健康

鹿児島県鹿児島市に本社を置く、協栄木材株式会社。「森林を通して協存協栄を図る」を理念に、林業から木材の加工販売までを行う企業です。日南市には「日南工場」と「北郷工場」の2つの製造拠点があり、王子製紙向けの木製パレットとバイオマス燃料用の木質チップを製造しています。


木製パレットとは?...フォークリフトで荷物を運ぶときに使われる、木の荷台のこと。紙や資材を輸送する場面で欠かせない存在です。


燃料用チップとは?...木を細かく砕いて作るバイオマス発電用の燃料。環境にやさしいエネルギー資源として注目されています。


日南工場と北郷工場では、全員が日南市出身のスタッフ。現場では女性社員も2名が活躍中。「木が好き」「自然に近い場所で働きたい」という方にはぴったりの職場です。今回は、そんな現場をまとめる日南工場・工場長の桑田 嘉英さんにお話を伺いました!






入社したきっかけを教えてください


「もともとはガソリンスタンドで働いていました。最初は日南勤務でしたが、転勤で都城に行ったこともあります。当時はとにかく売上を上げることに必死でしたね。」


「そんな中、前職を辞めようと思っていた時期に、知り合いから『うちで働いてみない?』と声をかけてもらったんです。それがきっかけでこの会社に入りました。最初は木製パレットの製作を請負で担当していて、1枚いくらの歩合制でしたね。36歳で入社して、気づけばもう26年。未経験からのスタートでしたが、少しずつ仕事を任されるようになって、今は工場長として働いています。」


現在のお仕事とやりがいは?


「現在は工場長として、作業員の配置や木材の発注・管理など、現場全体の運営を担っています。従業員がスムーズに働けるよう環境を整えるのがメインの役割です。それに加えて、請負元の王子製紙さんとのやりとりや、宮崎・鹿児島・熊本の各支店との連携、採用や来客対応まで、現場と外部をつなぐ役割も担っています。」


「やりがいというか、最近ちょっと誇らしく思っているのが、品質面での不備の指摘がまったくないこと。クギが飛び出していたり、カビが生えていたりといったトラブルがないんです。これも、従業員みんなが真面目に頑張ってくれているおかげ。あと、みんながケガなく元気に働いてくれるのが何より嬉しいですね。」


「自分が頑張れるのは、やっぱりプライベートがあるから。友だちと飲みに行くのが一番の楽しみで、行きつけのスナックもあるんですよ。最近は忙しくてなかなか行けていないけど(笑)。それと、母親を連れてドライブに行くこともよくあります。1時間くらいかけて都城まで行ったり。良い気分転換になってます。」




 


これからの目標は?


「目標と聞かれると少し難しいんですが、やはり従業員が“1日を無事に終えること”ですかね。ケガなく、事故なく、健康に働き続けられることが何よりも大事です。そんな環境をこれからも整えていきたいですね。」



最後にメッセージ


「『木が好き』『自然が好き』そんな気持ちから始めたスタッフが多く活躍しています。自分自身もそうでしたし、未経験からでも大丈夫。体力はある程度必要ですが、会社からは扇風機付きジャケットの支給があったり、夏場は熱中症対策も徹底されていたり、負担を減らす工夫があるので、働きやすいと思いますよ。実際に、女性スタッフも2名活躍中です。」


「作業内容も、最初は難しく感じるかもしれませんが、覚えるのに時間はかかりません。ただ、機械や工具を扱うので注意は必要です。でもそこは、入社後にきちんと指導します。安心して飛び込める環境だと思いますよ。」




「ケガなく、事故なく、働けるのが一番」。取材の中で何度か出てきたこの言葉に、現場を預かる人としての責任感と、無理をしない働き方への配慮が感じられました。


桑田さんこの度は取材にご協力いただきありがとうございました!

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