2025.10.27
2025年7月27日にオープンした「おのはら商店」。地域の人々に新鮮な青果を直接届けたいという思いから生まれた直売所です。(介護施設や学校給食用の野菜も卸しています。)店頭には季節ごとの野菜や果物が並び、創作ダイニング「木のあな」監修のお弁当も販売されるなど、幅広い世代のお客さまに親しまれています。地域の方々に喜ばれる店をつくるため、毎日スタッフと力を合わせて工夫を重ねています。今回は、お店のサポート役、間瀬田 哲生さんにお話を伺いました。
これまでの経歴は?
以前はまったく違う業界で働いていましたが、人と関わることが好きだったことから転職を決意しました。最初は分からないことも多くありましたが、青果の販売や配達を通して地域のお客さまとのつながりが生まれ、今ではそれが大きなやりがいになっています。お客さまが笑顔で「ありがとう」と言ってくださった時や、再び訪ねてくださった時に、この仕事の楽しさと責任を強く感じますね。
今はどんなお仕事?
直売だけでなく学校給食向けの青果配達も行っているので、1日の始まりは介護施設や学校給食用の野菜を配達することから。その後は店頭に立ち、生産者さんへの対応、お客さまの接客など幅広く担当しています。お客さまから「この前のくだものがおいしかったからまた来たよ」と言っていただけると、本当に励みになりますね。インターチェンジが近いため宮崎市から来られる方も多く、年配のお客さまもよく立ち寄ってくださるんです。毎日違うお客さまや生産者さんと接することで、仕事の幅や楽しさも広がっています。
お仕事で印象に残っていることはありますか?
オープンして間もないころから、リピーターとして通ってくださるお客さまが増えてきたことです。「またここで買いたい」と言ってもらえると、これまでの努力が形になっていると感じます。そんな言葉を励みに、これからも店の雰囲気づくりや品揃えの工夫を重ねていきたいですね。
今後の目標は?
スタッフ4名で協力しながら、もっと地域に根ざした店にしていきたいです。創作ダイニング「木のあな」を営む弟も総菜担当で一緒に働いていて、心強いです。そんなスタッフたちと共に、新鮮な野菜や果物を手に取りやすい価格で届け、日南の食卓を支えるお店をつくり上げていきたいですね。さらに地元生産者と連携し、季節の特産品や加工品もより充実させ、試食会やイベントなどで地域の皆さんと交流できる機会も増やしていきたいです。

地域の人々に寄り添いながら、新しい直売所の形を築いていく間瀬田さん。明るい笑顔と丁寧な接客が、おのはら商店の魅力そのもの。取材を通して、地域の人々とのつながりを何より大切にする姿勢から、これからますます地域に愛されるお店になっていくんだろうなと感じました。 間瀬田さん、この度は取材にご協力いただきありがとうございました!