2024.3.02
株式会社エスプールリンク 大西奈那子さん
地元に、こんなに魅力的な会社があるなんて……!
大西奈那子さん(24歳)は宮崎市内の高校を卒業後、デザイナーを志して福岡にあるデザイン専門学校へ進学しました。卒業までにデザイン会社の入社試験も受けて、就職が決まりかけていたものの卒業と同時に宮崎に戻ることに。それは当時、体調を崩した家族のそばにいたいという想いからでした。
Uターン後は、宮崎市内でアパレルや化粧品販売など、約2年間アルバイトを含めさまざまな職種を経験。できれば日南市内で就職先を見つけたいと思っていたときに出会ったのが、当サイト。大西さんは「求人イコール、ハローワークのイメージが強くて。そこでは自分に合う仕事をなかなか見つけられませんでした。そのときは日南しごと図鑑の存在も知らなくて。インターネットで検索中に、たまたま見つけられたのでラッキーでしたが、本音を言えばUターン後すぐに知っていれば良かったのに!って思いましたね。職種も幅広く掲載されていて、地方(日南)にもこんなに仕事があるんだって驚きながらページをスクロールしていたのを覚えています。」
写真から溢れる人柄と会社説明会が、入社の決め手
日南しごと図鑑に掲載されていた求人情報から気になる会社をいくつかピックアップして、会社説明会に参加することに。そのひとつだったのが、現在勤める株式会社エスプールリンクです。
「求人記事を読んで、スタッフ同士の仲の良さがひしひしと伝わってきました。写真に写っていたオフィスもスタイリッシュな空間で、実際に働く際のイメージがつかめました。」と話してくれました。
また、会社説明会での、女性が多くて働きやすい環境だということ、残業がほとんどなくワークライフバランスが保てるといった話にも魅力に感じて入社を決めたそう。事前に細かく情報を収集できていたことで入社後のギャップもほとんどなく「いまは、仕事もプライベートも充実しています。」と、満面の笑みを見せてくれました。
良い意味で、無理をしない。今の私にちょうどいい働き方
Uターン就職を希望する理由は人それぞれですが、大西さんのように家族の事情があって、という人も少なくないはず。
大西さんが地元での就活を経験して感じたのは、“やりたい仕事”を探すよりも”生活スタイルに合った仕事”を探す方が早いということでした。もちろん夢や目標を諦めるという意味ではありません。自分を取り巻く環境や状況に一番無理のない勤務時間や勤務地、給与で働くことで、精神的にも余裕が生まれるはず。「今を、やりたいことに向けた準備期間って捉えてもいいと思うんです。準備さえしておけばタイミングをがきたときにパッと行動に移せるはずですから。」
デザイナーへの憧れは、今も持ち続けているそう。デザイナー以外にも英語を使った仕事やボランティア系の仕事にも興味があり、いつか挑戦してみたいと言います。「自分を取り巻く環境を受け入れて、働き方や仕事を柔軟に変えていきたいです。仕事に生活を合わせるのではなく、生活に仕事を合わせる方が、私にはしっくりくるのかもしれないです。」とも。
企業と求職者をつなぐ架け橋
現在、入社して約3カ月。どんな仕事でもやりがいや楽しみ方を見つけるのが得意という大西さんは、先輩スタッフの背中を見ながら自分なりの働き方を模索中です。在籍する採用人事のコールセンターでは、働く人を探すクライアント企業と働く先を探す求職者をつなぐ役割をしています。求人に関するクライアント企業の負担を軽減し、求職者の不安を軽減する仕事は、世の中の役に立っていると実感。求職者は年齢や性別、ときには国籍もさまざまで、なかなか温度感が伝わりにくい電話だからこそ意識して声のトーンを上げてみたり、ゆったりとした口調に変えてみたりと臨機応変に対応しています。これまで一番多いときで1日70件の電話対応をしたという大西さん。「先輩方は100件以上こなしているので、私はまだまだ!企業と求職者、双方の架け橋になれるようにスピード感を持ちつつ、丁寧な仕事をしていきたいです。」