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移住者

2019.5.17

ドラフト1位指名で移住。大学生でもパラレルワーカー

ホステルマリカ副支配人 宮崎大学4年 鳥越佳奈さん

移住ドラフト会議。それは、プロ野球のドラフト会議を見立て、移住者を受け入れたい地域を「球団」、移住志望者を「選手」として、それぞれがプレゼンテーションを行い、指名会議で地域側が移住志望者を指名するマッチングイベントのこと。


その南九州版の移住ドラフト会議が昨年10月に開催され、日南市が一位指名したのが、宮崎大学4年の鳥越佳奈さん。


 


鳥越さんは今年4月まで宮崎市内に一人暮らしをしていましたが、大学から1時間離れた日南市に住まいを移しました。現在、大学に在籍しながらも、日南市でIT企業のインターン、ゲストハウスの副支配人、今年の移住ドラフト会議の事務局として活動するなど、社会人のパラレルワーカーのような生活を送る鳥越さん。いったいどんな方なのか、お話を伺いました。


 


人生のくすぶり期。どう人生を歩んだらいいかわからなかった。


鳥越さんは1997年長崎生まれ。高校まで地元ですごし、宮崎大学への進学を期に宮崎へ。「大学2年まで、敷かれたレールにのって生活し、特に人生について考えたり、将来どう働こうかなんて、真剣に考えたことはなかった」と、鳥越さん。そんな彼女に転機がおとずれたのは大学2年の春。海外インターンで2週間ベトナムで生活し、新しいサービスを生み出すプログラムに参加。このインターンに参加していたのは、いわゆる「意識高い系」と言われるような、今まで自分が接してこなかった方が多く、「どう生きていきたいか」を真剣に考えている方ばかり。その時、初めて自分自身と向き合う経験をし、「気づいたら、自分は何がしたいかわからず、周りのキラキラした人ばかりに憧れて、比較して落ちこむようになった」と当時を振り返ります。


 


職業の枠を超えて、楽しく生きる大人との出会い


そんな彼女の悩みを吹き飛ばしたのが、大学で出会ったある1人の先生。両親が公務員ということもあり、安定的な生き方に触れることが多かった中で、その先生は大学という枠組みを超えて、様々な現場で仕事をしたり、生徒の留学や休学、起業の新しいチャレンジをどんどん応援するタイプ。そんな楽しそうに働く姿を間近に見て、「こういう風な大人になれたら素敵だな」と思うようになったそうです。たまたま廊下ですれちがい「先生。私、人生に迷ってます」と、突然相談したところ快く聞き入れてくれたそう。これをきっかけに様々な経験をさせてもらい、「今までは、すごい人に自分を寄せようと思って、同じような経験をしようと無理することもありました。でも、自分のいいなと思う道を進めばいいんだという考え方に変わりました。」


 


自分らしさに気づくために、くすぶりフェス開催!


とはいえ、自分の好きなところや、自分らしさって、なかなか自分自身では気づけないもの。彼女が自分を好きになるためにまずしたことは、苦手なことに挑戦することでした。例えば、人の前でプレゼンをすると、どうしても緊張して涙目になってしまうコンプレックスを変えるべく、「くすぶりフェス」というイベントを企画。その内容は、自分の周りの「くすぶっている」大学生向けに、「どう生きていきたいか」をテーマに、まずは自分自身がスピーカーとして前で話し、その後みんなで対話をするというもの。しかし「憧れの人のように頑張って人の前に立って盛り上げようとしたけど、どうも自分には向いていない。私は一対一で向き合うコミュニケーションの方が向いている。」そう、このフェスを通して気づいたそうです。


その他にも、FBを利用して、普段接しない大人が多く集まるようなイベントに出向いたり、海外に行ってみたり。


今まで自分が選んだ日常とは少し違うことに挑戦することで、自分の向き不向きを確認し、「いいな」と思うものや、自分らしさを見つけていく。そんな小さな挑戦の積み重ねから、鳥越さんは自分の生き方に向き合っていきました。


 


日南には、いろんな働き方をしている人がいた



 


そして、移住ドラフト会議での1位指名を受け、在学中にも関わらず日南に移住。と言っても、卒業まで卒論のみのため、1週間に1度だけ大学に行けばいいので、休学せずに移住することができています。


日々の生活はというと、週3〜4日は日南のIT企業でインターン、ゲストハウスの副支配人として予約管理やチェックインなどの業務、今年の移住ドラフト会議の事務局として準備を進めています。



住まいはゲストハウスの2階にある女子限定のシェアハウス。社会人の先輩たちがシェアメイトなので、今までにないリアルな仕事事情を聞くことができたり、会社員の枠にとらわれずに複数の仕事を組み合わせて働く、パラレルキャリアの方と話す機会が増えたり。


 


「日南に来て、働くイメージがいい意味で変わりました。今まで、大企業で働くことがいいことだと思っていたけれど、一つの働き方にとらわれなくてもいいんだ、仕事は自分次第でいくらでも楽しくできるんだと気づきました。自分が活躍できる場所で挑戦することが、幸せなのではないかと感じています。」


そう話す鳥越さんは、日南の市議会議員選挙のうぐいす嬢に挑戦し、その候補者を応援する方々たちともすっかり打ち解け、飲み会にも呼んでもらう仲になれたそうです。


 


日南を一つの拠点として、自分らしい道を見つけたい



鳥越さんは現在就活生でもあり、今後のことを聞いてみると、「日南の方に今後について相談すると、ここで就職すれば?と言っていただけたり、東京に一度出てみたら?ともアドバイスくださったり。日南が社会人1年目の場所にはならないかもしれないけど、今は周りの人も仕事も大好き。これからも日南を一つの拠点として活動したい。」と話してくださいました。


 


自分の「いいな」と思うことは、ちょっと頑張ってやってみる。そんな姿が評判を呼び、鳥越さんは大学生にもかかわらず、次々と仕事が舞いこんできます。1年後の彼女は、いったいどんな気づきを得て、成長しているのでしょうか。楽しみですね。


 


(2019/5/17 取材)




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