2025.8.04
アディッシュプラス株式会社(本社:茨城県鹿嶋市)は、2021年に油津商店街に宮崎日南BASEを設立しました。SNS運用代行やカスタマーサポート、スクールガーディアン事業など、インターネットサービスを支える事業を行っています。「よろこび、よろこばれる」を大切に、まずは働く人自身が仕事を楽しめる環境づくりに力を入れています。地元のイベントへの参加や商店街の人との交流など、地域とのつながりも大事にしています。
今回は同社で働く谷口正弥さんにインタビューしました。
これまでの経歴は?
小さい頃からの夢だったパティシエを目指し、パティシエコースのある高校に進学しました。卒業後は東京で就職し、念願だった夢を叶えることができたのですが、しばらくして体調を崩してしまって。そこで一度立ち止まり、自分自身としっかり向き合った結果、退職を決意したんです。
その後、地元日南にUターンし、IT系の企業で採用関連の仕事をしていました。でも、どこか迷いが残っていたんです。そんな中、知人が今の職場を勧めてくれて。それが、一歩踏み出すきっかけになりました。
今はどんなお仕事を?
企業のSNS運用やSNSキャンペーンの企画・実施に関わっています。具体的には、投稿文の作成やスケジュール管理、簡単な画像の準備などが主な業務です。自分が作成した投稿が訂正なくそのまま使われてた時は、「信頼してもらえてる」という感じがして、嬉しいですね。なかでも一番やりがいを感じるのは、キャンペーンで商品を発送したあとに「届きました!」と喜んでくださっている投稿を見た瞬間です。「ちゃんと届いて、喜んでもらえたんだ」と実感できて、あたたかい気持ちになります。
働く環境としてはどうですか?
月1回の「1on1」で、上司とじっくり話せる時間があります。日々の業務の中で、「これで合っているのかな?」と不安になることもあるのですが、その時間に率直に相談できるのはありがたいです。「他の人はこうしてるけど、自分にはこういうやり方が合うかもね」と一緒に整理してもらえるので、少しずつ自己肯定感も育ってきているように感じます。
仕事以外の時間をどんなふうに過ごしていますか?
職場では、社外活動も積極的に行われています。地域の方々や学生と一緒にイベントやプログラムを企画・実施する機会があり、普段出会えないような人たちと関われるのが魅力です。 これまで自分が触れてこなかった世界に出会える場があることで、視野が広がっているなと実感しています。
今後の目標は?
毎月の1on1の中でも、自分のこれからについて少しずつ考えるようになりました。今の職場でどう成長していくかはもちろんですが、それと同時に「個人としてどう生きたいか」という視点も大事にしています。たまに本屋でスイーツの本を見かけると、「自分だったらこう作るかな〜」なんて想像することもあるんです(笑)。今すぐパティシエに戻りたいわけではないですが、「あの仕事も好きだったな」って思う瞬間もあります。いろいろな選択肢を考えながら、少しずつ自分らしい道を見つけていけたらと思っています。
パティシエからITの仕事へ。自分と向き合いながら働く谷口さんの姿が印象的でした。
谷口さん、この度は取材にご協力いただきありがとうございました!