2025.9.01
「整体師」と「動画クリエイター」二つの夢の間で揺れていた2020年から約5年。今、坂元帆南海さんはどんな道を歩んでいるのでしょうか。変化と成長、そしてこれからの展望を取材しました。
前回の取材からどのように過ごしていましたか?
2020年の取材当時は「整体師」と「動画クリエイター」、二つの夢の間で揺れていました。でもやはり動画への思いが強くて。少しずつ「そっちで生きていきたい」と思うようになりました。ただ、動画だけで生計を立てるのは簡単ではなかったです。動画制作をやりながら、工場や水産物の仲卸企業で働きながら、お金を貯めて撮影や編集の機材を買い揃えていました。迷いもありましたが、映像を続けたい気持ちはずっと消えなかったですね。
現在はどのような働き方を?
前回の取材の頃から変わらず、「あんばらんす」と業務委託契約を結んで働いています。報道を担当しているのですが、災害や事件はいつ発生するかわからないので大変ですし、イベント撮影は一発勝負。花火や市長の挨拶など、その瞬間しか撮れない場面は緊張感があります。でも、その分やり切ったときの達成感は大きいです。最近は台本を書くことも学んでいます。
あと、あんばらんすとは別で個人でも仕事を受けています。YouTubeの動画制作や、企業のPR映像、対談動画など、いろいろなお仕事をいただいています。自分の名前で任せてもらえるのは嬉しいですね。
映像制作のスキルは、どのように磨いていますか?
仕事の合間に、YouTubeや映画、テレビをよく観ています。もちろん普通に楽しんでいますが、映像をつくるようになってからは見方が変わりました。テロップの使い方や、見せ場の盛り上げ方など「こういう演出もあるんだ」と勉強になるんです。趣味として楽しみながら、学びの時間にもなっていますね。
今後の夢や目標は?
専門学校で一度福岡に出てみたこともあって、やっぱり日南が好きだなと実感しています。人が温かいし、住み心地もいい。だからこそ、日南の魅力を伝える動画をつくりたいと思っています。ツールはまだ決めていませんが、YouTubeやInstagramで発信していけたらと。そして、人脈も広げていきたいですね。
迷いながらも努力を積み重ね、映像制作の道を歩んできた坂元さん。 成長を実感しながら未来を見据える姿が印象的でした。坂元さん、この度は取材にご協力いただきありがとうございました!