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日南で働く人々

2020.11.01

整体師×動画クリエイターになる日を夢見て

坂元帆南海さん

スポーツトレーナーを夢見て福岡へ
日南生まれ日南育ち、現在21歳の坂元帆南海さん。小学校2年生の高校生までサッカーに明け暮れた学生時代を過ごしました。



その後、スポーツトレーナーに憧れて、柔道整体師の資格を取るために福岡の専門学校に進学。そこで初めての一人暮らし、24時間営業のラーメン屋でのバイト、国家資格の勉強に開け暮れました。


 


YouTube好きがこうじて動画編集に夢中に
しかし、3年の半ばから成績も徐々に落ち始め、柔道整体師になる目的を見失い出した坂元さん。「整体師より、他のことに興味が出てきてしまって。」そう話す彼女が夢中になったもの、それはYouTube。学校では友達もでき、それなりに楽しく過ごしていたけれど、隣に誰が住んでいるかもわからない地域づきあいの希薄さや、家に帰っても1人という環境から、気づけばYouTubeを見ることが毎日の楽しみになっていきました。



動画編集にも興味を持ち始め、謝恩会のムービー制作の話があがったときに、自ら手を挙げて動画作りを初挑戦することに。Ipadを購入し、動画編集アプリをインストールして、独学で動画制作にのめりこんでいきました。


 


編集アシスタントの求人に出会う
もう国家資格は受けない。そう決めてお母さんに話すと泣かれてしまったそうですが、最終的には「あんたの人生だから好きにしないよ」と背中を押してくれました。かろうじで実技試験と卒業だけして日南へ帰ってきた坂元さんは、動画編集の仕事を探すことに。そこで「宮崎 動画 仕事」と検索をかけてたまたま見つけたのが、当サイトの映像クリエイトあんばらんすさんの映像制作アシスタントの業務委託の求人。



 好奇心旺盛で面白がれる人」「縁の下の力持ち」というワードから、「この仕事に呼ばれている!」と即応募。サッカー部では中盤からパスを出すタイプだった坂元さんはコーチから「縁の下の力持ち」とよく言われてきたことが頭をよぎったそうです。


「履歴書はいらないよ〜」「私服で来ていいからね〜」と、社長さんはラフな雰囲気で面接に招いてくれ、仕事が忙しい時は手伝うことに決まりました。早速先日は、行政のPR動画のテロップ制作に励んだそうです。


整体師×動画クリエイターを目指して



「実は日南に帰ってすぐ、お母さんが倒れてしまいました。あ、このまま夢だけ追って、ぬくぬく実家で暮らしていていいのだろうか...」と、定職につかないでいる自分に不安を感じ始めた坂元さん。そんな時、以前面接をうけた整骨院の院長からも「資格だけは勉強すれば取れるから取っておいて損はないよ。取れたらうちで働きなよ、ちょうど動画制作できる人も探していたところなんだよね。」と言われた言葉を思い出します。「もう、整体師として働くことはないと思っていたけれど、思い返してみたら、ただ動画に興味を持っただけで、本来は整体師の仕事も好きなんですよね。もしかしたら、動画も作れる整体師って面白いかもしれない。」と思った坂元さん。実際にその整骨院の動画を作るチャンスをもらい、少しずつ手応えを感じているそうです。


現在、坂元さんは来年の国家資格合格を目指して勉強しながら、編集アシスタントとして動画編集の技術を学んでいます。無限の可能性を秘めた彼女のこれからが楽しみでなりません。


(2020/8/4取材 渡邉茜)

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